こころの健康 1

私たち現代人の平均寿命は年々伸びていますね。男性81歳、女性87歳。

然は然り乍ら、どうして巷ではこれ程までに有象無象の健康に関する情報が溢れてしまっているのでしょうか?

それは、私たち人々のこころが今の健康な状態より、更なる長寿を求めてしまい「健康なのに、なんとなく不安」といった状態、つまり、こころが不健康な状態を自ら生み出してしまった結果だと言えるかもしれません。

昔からある「気」の概念は、中医学の中でも、気を和(やわらか)に、こころを平らに保つことが大切で、ありのままの状態を受け入れることが健やかなるもののカギとされていました。

人間なので、欲求があるのは当たり前で、落ち込んだり、浮かれたり、感情やこころ心の浮き沈みが一時的にある事は健康な証です。

ただあまりにもストレスフルな時には、まずはその状態を受け入れて(☆その為には、反対の面を見ることが重要ですので、これは、また別の機会に)、今この瞬間を楽しみながら生きることに意識を向けてみましょう。

「足るを知る」などの人生を豊かにする12のルールは、こころの健康を保つ指標となり得るので、ストレス過多だなぁと思った時などに振り返るようにしてみましょう!

次回、このシンドラー医師の『人生を豊かにする12のルールをみてみましょう。