◇ #筋肉・脂肪
運動をすると「脂肪が筋肉に変わる」と言われますが、筋肉と脂肪の細胞は全く別物で、変わることはありません。
運動などで筋肉量が増えると、基礎代謝が上がるのでエネルギーが消費されやすくなる、という関連があるのです。
また、筋肉が脂肪に変化したかのように錯覚してしまうのは、筋肉が細くなり、その分だけ脂肪が増える事によって起こります。
◇ 筋肉の役割
身体や臓器を動かす役割に加えて、パワーや熱を作り出す源にもなります。重力などに対して姿勢を維持するにも欠かせません。
○ #筋肉の健康な状態
柔らかさがあることが健康だと言えます。柔らかいと、働きが良くなる事に加え、ケガをしにくくなる、疲労回復が早いといったメリットも得られます。
長時間同じ姿勢を取り続けたり、運動不足が続いたりすると、筋肉の弾力性は失われ硬くなります。時々、適度に全身を動かしましょう。
◇脂肪の役割
生命維持に欠かせない大切なものです。
エネルギー源になるだけでなく、脂肪やホルモンの構成成分にもなります。
○健康な状態
脂肪が身体につき過ぎると、いわゆる「肥満」になってしまいます。
一方、極端に不足すると、皮膚や髪の毛などの「ツヤやハリ」がなくなったり、体調不良を起こしたりします。
性別、年齢に合った体脂肪率が健康に繋がるひとつの目安になります。
次回は、年代別の#筋肉率やその目安を具体的にみてみましょう。