心と身体の健康とは?何を指標に考えることが出来るでしょうか?情報過多の中に生きる私達は、沢山の情報に惑わされがちですが、まずは基本に立ち返って考えてみましょう。
◉ 内臓・血液・血管など
これらの働きは自律神経によってコントロールされています。自律神経は交感神経と副交感神経の拮抗でバランスが保たれています。
そのどちらも、極端に優位な状態になると、血流は悪くなります。
すると、内臓の働きが鈍ったり、冷えたり体調不良に繋がってしまいます。また、内臓に脂肪がたまると、血管の状態が悪くなっていきます。
全てが良い状態であってこそ初めて健康に結びつきます。
もちろん、「アンチエイジング」を考える場合にも、これらを良好に保つ事はとても重要です。
◇ 内臓の役割
俗に言う五臓六腑の事で、消化、栄養吸収、排泄、酸素を取り込む、血液を送るなど、生きる基盤を支えています。
○健康な状態
それぞれの機能がしっかり働いていると、健康やエイジングケアなど、さまざまな面で効果が得やすくなります。
一方、内臓の働きが衰えてしまうと、肌や爪、舌などにサインが現れると言われています。
◇ 血液の役割
体内の血管の中を循環して酸素をはじめとして、栄養素や代謝物を運搬したり、外部から身体を守る「免疫機能」があります。
○健康な状態
血液の健康は、血液の「質」と「流れ」で決まります。血液中の白血球、赤血球、血小板が、滞りなく流れている状態が理想的です。血液を見ることは出来ないので、健康診断の数値を確認しましょう。健康の指数になります。
◇ 血管の役割
私達が生きていく為に必要な酸素や栄養を運ぶ血液の通り道になります。同時に血液循環を滞らせないようにサポートもしています。
○健康な状態
しなやかで弾力性のある状態が理想です。血液をスムーズに流す為です。
〝人は、血管から老いる″と言われるように、血管の状態が悪くなると、さまざまな「生活習慣病」さらには、生命に関わる心臓病や脳卒中の危険が高まります。
✳︎ 内臓、血液、血管などは、
活動している時も、眠っている時も絶え間なく活動を続け、人間の「生」を支える大切な役割を担っています。
次回は、筋肉と脂肪について、みてみましょう。